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やがて神にかえる温度




後書き


読んでいただきありがとうございました!


この「やがて神にかえる温度」は、私の自作のお題なのですが、ずっと難しすぎて書けなかったものでした。

伝えたいことが必ずあるのに、お題を創った当時は何だかも分からなかった。
ただ、とても熱をもっていて風のように流れる涼しいものがある。

この言葉で説明できない私の中のものであるはずなのに、私の理解を遥かに超えているもの。
それを私は「やがて神にかえる温度」と名づけたのです。

今回は創作開始18周年ということで、書き合いをしてから散々迷った結果、このお題で今回は書きたいと思うことができました。


読んでいただいて分かると思いますが、この文章を書き終わっても、正直なところ私の書きたかったことと違うし、当時お題を作ったときとも違うけれど、どこか私の伝えたいもの。

そういう意味として、ここに残しておきます。


そして、私の限りなくノンフィクションに近い文章です。
今回は私のことしか書いていないので、ノンフィクション9割で書いています。

何年経っても、今後どれほど制限をかけられようとも、必ず戻ってきてくれる。

独身最後の年にこのような文章を書くことが、私にとっては必要だったと、私の中のちっぽけな神はいうのです。

本当は、神様という形は、偉そうだし、形をとられるのも嫌だと感じてはいますが、私が伝えられるのはこの形なので選びました。

文章中でも触れているように、神は絶対的な力でもないし、何かすごいことができるわけではありません。
私はこの能力で売れるとも思っていないし、理解されるとも思っていません。

ただ、私の中では必要なときに必ず戻ってきてくれる存在というのが、18年間書いてきて思う一面なのです。


今後はさらに更新が減ると思いますが、拙いですがまた私の文章を読みにきていただいたらとても嬉しいです*

2022/02/19 Mail




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