なかなおり

遅刻した側が百パーセント悪い、とは思う。
もちろん大雑把な人なんかは少しぐらい遅れてもいいと思っていたり、むしろ遅刻しない方が珍しいぐらいには遅刻常習犯だったりするけれど。誰だって人生で何度かは経験するもの。
 人より長く生きる僕達のような存在なんかは、時間の流れが歪んでしまって体感時間なんてあまりあてにならないくらいだから彼だって遅刻をする。数時間でも数分でもとにかく遅刻をしたことがないなんてことはないのだ。

自分が遅刻をした経験があるにもかかわらず、設定した時刻に来なかった事を根に持たれた。

[ 19/27 ]

[*prev] [next#]

[しおりを挟む]

戻る







「#学園」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -