煌「トリックオアトリート!お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ〜!!」

黒「んー」ピコピコ

華「…えっと。ごめんなさい、アルキバ。わたし、お菓子なんて持っていません」

煌「んえ〜?二人とも反応薄くない?」

黒「今ゲームすんのに忙しい」

華「…?事実を述べただけですが」

煌「お菓子くれなかったらこわ〜い悪戯されちゃうんだよ!?」

黒「お前の悪戯なんてたかが知れてるし怖くねー」

華「はい。予想の範囲内です」

煌「…むー。じゃあいいもん、竜ちゃんとこ行ってくるから」

黒「あー、竜之助なら無駄にお菓子とか持ち歩いてそうだな。オカマはイベントごと好きだし」

華「…オカマ、というのは関係あるのですか?」

黒「あるある」

煌「また適当なこと言うと竜ちゃんに怒られるぞ〜」

黒「怒りっぽいからな、オカマは」

煌「…あ!決めた!じゃあ黒都への悪戯は竜ちゃんに今のこと伝える、っていうのにしよ!」

黒「へーへー好きにしろ」

華「アルキバ、あまり騒がしくするとレグルスに注意されますよ」

煌「だいじょーぶ!聖だし!」

華「レグルスだし、とは…?」

黒「こいつの思考回路気にするだけ無駄だぞ華子。…つか颯太もハロウィンなの気付いたら乗りそうじゃね?」

華「……。颯太のところに、行ってきます」

煌「あれっ?華子〜??」

黒「颯太んとこ行った」

煌「まだ華子への悪戯決めてなかったのにー!」
















×
第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -