キララ「毎年バレンタインイベント始まるともうすぐか〜って思うよね」

ナギ「何が?」

キララ「バレンタイン」

ナギ「チョコがいっぱい貰える日!今年は誰が一番かな?」

キララ「どうせリンドウでしょ」

リンドウ「え、俺?」

火花「リンくん、女性ファン多いもんね。去年は…確か15個くらいだっけ」

リンドウ「んー、そんなに貰ってた?覚えてないや」

キララ「こーんなズボラ男のどこがいいんだか」

ナギ「リンは、"顔面詐欺"だから!」

リンドウ「顔面詐欺ですから」

火花「えぇ…そこ乗っかっちゃうの…?」

リンドウ「事実だし。まぁでも今年は断ろうと思ってるよ、…一人から以外は」

ナギ「それってマナのこと?」

リンドウ「…………マナちゃんとは、言ってない」

キララ「図星を指されて照れるくらいなら黙っとけばいいのに、バカなの?」

火花「あはは…」

キララ「…で、リンドウの次はヤクモでしょ?みんな外面に騙されすぎだってー」

ヤクモ「……」

火花「…やっくん?」

ヤクモ「何?」

ナギ「去年のバレンタイン、ヤクモは何個チョコ貰ったー?」

ヤクモ「チョコ?さぁ…どうだったかな、別に興味ない」

リンドウ「安定だなー」

ヤクモ「俺はロシェくんだけから貰えれば他はどうでもいいし、逆にロシェくんにあげる予定だから」

キララ「出たなド変態サイコストーカー!!気持ち悪っ」

火花「ま、まぁまぁキラくん…」

ナギ「ド変態サイコストーカー?」

リンドウ「ド変態サイコストーカー」

火花「ちょ…ちょっと、二人とも…」

ヤクモ「ああ、そういえば火花も今年はあげる側だね」

火花「へっ?」

リンドウ「あー…そっか、"ホノさん"ね」

火花「…えっと……う、ん…?」

キララ「いや、何その反応?あのドヒドイデの人、お前の恋人なんじゃないの?」

火花「こっ……!?」

ナギ「わ、ヒバナ顔真っ赤ー!」

リンドウ「まさしく茹でオクタン」

火花「うぅ…見ないで…」



ユイ「みんなー!暇してるならプールの清掃手伝ってよー!」

アマネ「ぱぱっとやっちゃおう?火花は落ちないように気を付けてね」



火花「は、はいユイさんアマネさんっ!すぐ行きます!」

キララ「ヒバナの奴、逃げたな。…僕も手伝うよお姉ちゃーん☆」

ナギ「キラが行くならオレも行こー!」

ヤクモ「じゃ、俺も」

リンドウ「ヤクモも行くんだ?いつもなら行かない一択なのに」

ヤクモ「ロシェくんが見てくれてるから」

リンドウ「…なるほど」










2018.02.04




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