神様が地上に落ちたみたいに  模造聖帝=豪炎寺 ホーリーロード決勝戦後 短い やっと勝てたホーリーロード決勝戦。悔しいであろう聖帝の方を見ると、少し悲しそうに微笑んだだけだった。 ｢ずっとおかしいと思っていた。一番の危険分子である雷門に送り込まれたシードが、なぜ剣城一人だけなのか。なぜもっと圧力をかけて潰しにこないのか。｣ コツ、コツと鬼道コーチと、その後ろにいる円堂監督が近づいてきた。その顔は浮かばれない。 鬼道コーチは話しながらどこか苦しそうだ 聖帝は二人を見ても表情を変えない。 ｢また……お前は、一人で決めて、俺達に相談もしないで全部背負ってたのかよ……………………豪炎寺。｣ 円堂監督の言った、よく知る名前。伝説のイナズマイレブンの一人。剣城がひゅっ、と息を飲む音が聞こえた。 ｢私が………いや、俺が犠牲になれば、済むことだったんだ。｣ 一人称が変わって、まるで人では無かったようなこの人がガラリと変わる。まるで、羽を下ろしたかのように。 俺達を見つめるその人は、ひどく泣きそうな顔をしていた。 突発的に 豪炎寺は、世界のサッカーを変えてガルシルドみたいに征服を考えている黒幕からせめて日本のサッカーは守りたいと思って聖帝になった、というのをイメージ。サッカーを支配しないといけない事態が起きているとか。エイリアの時みたいに誰にも相談しなかった、迷惑かけたくないから。とにかく修也さん主義な私← |