中編小説 | ナノ



Solitude A
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現代パロ続き物です!
ドロドロです・・・注意!!












信じられない
・・・信じたくない


彼の言葉が耳に残って
他の雑音が全く聞こえない




「・・・式は、いつですか?」

『3ヶ月後だよ』



もうすぐ・・・
そう、なんだ。


『・・・ボクがこんな人間って分かってくれてる・・・いい子なんだ』


先輩は水割り。
私は甘いカクテル。
街並みが一望出来る、おしゃれなラウンジ


まさか・・・
こんなロマンティックな所で
そんな話を聞かされるなんて・・・


少しでも期待した私が馬鹿だった


目の前の景色がだんだん滲む



『・・・』

「おめでとう・・・ございます」

『・・・ユーリア』


先輩は驚いてる
でも・・・零れ落ちる涙を止めることが出来ない


『ユーリア』

「・・・ごめんなさい、お手洗いに」


先輩の顔を見ることが出来なくて
駆け足で手洗いに逃げ込む









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