Solitude A1/3
現代パロ続き物です!
ドロドロです・・・注意!!
信じられない
・・・信じたくない
彼の言葉が耳に残って
他の雑音が全く聞こえない
「・・・式は、いつですか?」
『3ヶ月後だよ』
もうすぐ・・・
そう、なんだ。
『・・・ボクがこんな人間って分かってくれてる・・・いい子なんだ』
先輩は水割り。
私は甘いカクテル。
街並みが一望出来る、おしゃれなラウンジ
まさか・・・
こんなロマンティックな所で
そんな話を聞かされるなんて・・・
少しでも期待した私が馬鹿だった
目の前の景色がだんだん滲む
『・・・』
「おめでとう・・・ございます」
『・・・ユーリア』
先輩は驚いてる
でも・・・零れ落ちる涙を止めることが出来ない
『ユーリア』
「・・・ごめんなさい、お手洗いに」
先輩の顔を見ることが出来なくて
駆け足で手洗いに逃げ込む
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