短編小説 | ナノ



Silent Killer
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ここ最近先輩は珍しく忙しそう。
そのせいか自室に帰ってきたら
すぐに寝てしまう。



「お疲れさまです」


『ん・・・・・・』


「どうぞ」


疲れ果ててソファに横になってる彼に
ハーブティを淹れる。




『・・・あ・・・と・・・・・・・・』



あら・・・寝ちゃった。
私の力じゃベッドまで運べないから
とりあえず毛布をかける。


明日は週末だからゆっくり寝られるね。


それにしても
疲れきってるなぁ、と思う



「運動して体力つければいいのに」


冗談めいて頬をつんつんしてみる。
ふふ。全然起きないや。


「・・・おやすみ」


寝てる先輩の頬に口付け。


ハーブティを片付けて私もベッドに入る。


時刻は午前0時。






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