sins1/3
永遠に叶わない恋なら
いっそ消えない傷をつけて
俺の証を君のナカに遺したい
「あぁっ・・あっ!あ・・・」
『ん・・・』
どんなに噛み付いたって
どんなに擦ったって
「今・・だめ・・入れちゃ・・・!」
『うるさい・・・』
想いは砂のように
指の間をすり抜けていく
どんなに想っても届かない
こんなに近くにいるのに
「いやぁっ・・・あ・・激し・・・!」
『っ・・・』
君が望むものなら何でも贈ろう
金?花束?愛?それとも・・・
「そこだめぇ・・・バイオレット・・先輩・・・・」
虚ろな君の口から
他の男の名前を聞いた途端に
こみ上げる吐精感が腹立たしい
それだけは贈れないから
「あっ・・大き・・ああ!!イく・・!」
『・・・っ出すぞ』
「中はだめぇ!・・・っ!!」
幕引きはあっけなくて
綻んだ花弁からこぼれ落ちる
俺の白濁を拭う姿が扇情的で
これ以上俺を煽るつもりか
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