そして呪われて
「ミカエリス先生!」

『・・・おや。どうしました』

「さっきの授業で分からないところがあって」

そんなの口から出任せ

『そうですか
では私の指導室にいらっしゃい

・・・恋人には黙ってね』

・・・あれ、見透かされてる?
だったら話は早いや


「じゃあ・・・消灯後に」





『きっと貴女は・・・幸せにはなれませんよ・・・』


分かってるわよ、そんなこと
元より地獄行きは覚悟の上


「ん・・・そう?」

『ええ・・・クソ女、ですね・・・』


失礼な先生ね
私はただ欲望に忠実なだけ


「そんな事言ってる割に・・・先生もノリノリじゃない・・・っ」


大人の余裕。大人のカラダ。大人の・・・


『若い身体も・・・たまにはいいですね・・・』

「んっ・・・!あっ!あぁっ!!」


強い。強い。
突き上げる力も。何もかも。


「この・・・オッサン!痛いってば!」

『・・・っおや、失礼』


腕に思いっきり爪を立てる。
この男・・・力加減がなんだかおかしい。


『てっきり遊びなれておられるかと』

「ホント失礼・・・ねっ」

『しかしオッサンとは・・・感心しませんね・・・』


ズルッとした感覚とともに
いきなり消える圧迫感と温感
思わず目を見開いて血がにじむ腕を掴む


「えっ・・・な・・・なんでやめちゃうの?!」

『悪い生徒にはお仕置きです』

「や・・・やだぁ・・・!続き・・・」

『私をオッサン呼ばわりした罰ですよ・・・』


着たままだった服を整えて、
傍らの椅子に座る先生
その視線は私を捉えたまま


まだ下の口は先生の形に拡がったまま
先生のアレを欲しがってる


『今日はここまでです』

「いやぁ・・・!」


先生のタチの悪い笑顔が鼻につく
確信犯だ。


まったく治まらない疼きに
勝手に声が洩れる

「ふ・・・んぁ・・・!先生・・・せんせ・・・」


『私の呪いはしつこいですよ?』


この・・・悪魔。





_____________________
あとがき




セバスちゃんじゃなくて
ミカエリス先生です!

わっるい先生ですねー。。。
そしてマリアちゃんも悪い子ですね。。。

あ!なんか聞いたことある台詞だなーって
思ってたら・・・!!
本編で似たようなこと言ってました!!グレルが!笑
ま・・・いいか・・・←


ここで言う恋人はバイオレット先輩とは
限らなくてもいいかもです。
ここにうpしてる小説って正直
全部つながりはないです。
だからマリアちゃんもいい子だったり
悪い子だったりします。


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bkm





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