ひと夏の思い出には重すぎた

レドモンド










「あれ?先輩こんなところに傷がある・・・」






『ああ、耳の後ろだろう?』






「どうしたの?」






『実はな・・・・・・』






「うん」






『・・・小さい頃』







「うん?」






『台風の日に出かけて』






「・・・・・・・・・」






『打ったんだ』







「看板か何か飛んできたの?ガラスとか?転けたの?」






『やかんが飛んできた』






「・・・・・・ちょっと私のスキルじゃツッコみきれないわ」












レドモンドが緩く髪を結ぶ理由を考えてみた
ちなみにこれはかんりにんさんの実話です←
後頭部にハゲがありますヤカンが飛んできた


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テーマ「人外ファンタジー」
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