壊れかけた白い世界で3/10 ────僕が学園を追われた日の話僕達の罪を弾劾する者が現れ、僕は一夜にして全てを失った。処分が下されるまでの残された学園生活の中で、僕はひたすら膝を抱え悩み続けた。どんな罰でも受け入れるつもりだった。ただ重すぎる罪を償いたい、その一心だった。しかし、僕達に言い渡された刑罰は『放校処分』・・・神様は僕に十字架を背負って生きろと宣った。罪の意識に苛まれた僕は処分当日、最後に持っていたものを手放す覚悟を決め学園の門を後にした。 ≪|≫ 「#ファンタジー」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -