真っ赤に染まった手


「はあはあはあ」

静かな部屋に自身の荒い息遣いだけが響く。

「つ、ついにやったぞ」

俺の右手には、しっかりと握られた…アイツのパンツ(使用済)俺はそれをそっと顔に近付けようとした。のだか…

「何してんだこの変態が!!」

突然の怒声と凄まじい頭への衝撃。
次の瞬間、俺の両手は鼻血で真っ赤に染まっていた――


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