「なんだよ棚町、超いい奴じゃんか。とりあえず俺の生活は守れらた。神様ありがとおおおおお。ぃよっしゃあああ」 天井に向かってぐっと両腕を伸ばし、喜びを最大限に表現する。 この時の俺は、あまりの嬉しさで棚町の最後の言葉に含まれた意味を汲み取ることができなかった。それをまさか、こんなにも後悔するなんて、思わなかったけれど。 5←prev main top