ゆるっとカルデア10
※台詞ばかり
らっきょコラボが復刻し、式ちゃんが仲間に正式に加わったある日の深夜。名前はカルデアに設けられた召喚システム(ガチャ)を見つめていた。
「(ホワイトデーの為に石は残すとして……即死法具である剣式さん欲しい……)」
呼符は10枚ストックしていればいい。つまり、今自分が引けるのは余りの2枚のみ。
「まぁ、どうせ来ないだろうな…。」
1枚目に召喚され礼装を床にべしっと叩きつけ、2枚目もどうせシュレッダーにかけられて終わりだろうとした時だった。
「……ん?」
淡く金色に光る。キャスターの札。そして…。
「ご用とあらば即参上!貴方の頼れる巫女狐、キャスター降臨っ!です!」
タマモキャットそっくりの女の子が召喚された。
「えええええええええぇぇぇぇっ!!!!????」
深夜というのに響く名前の声に、各自自室に居たサーヴァント達は急いで召喚部屋に走ってきた。
「魔術師!何があった!?」
「ファ、ファラオ……!ファファファファファラオォォォ…………!!」
「マスター大丈夫かい?落ち着いて……」
次いでジキル。その後にロビン、タマモ、式とらっきょコラボイベントを走るメンバーが勢ぞろい。
その中にいたタマモキャットがあからさまに顔を顰め、皆がタマモキャットの視線の先を見つめるとそこには先程名前が召喚したキャスター。アルターエゴでもあるタマモキャットのオリジナル、『玉藻の前』だった。
「えっ!?★5鯖!??」
「まさか貴様石を砕いた訳では無いだろうな!?」
「あ、オジマンディアス!石はあるよ!つまり……君は……。」
ジキルが恐る恐る玉藻の前に尋ねると、ニコッといい笑顔で言った。
「はいっ!そこの方は私を金ピカの紙で呼び出しましたよ?」
皆が度肝を抜いた。
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