短編
ゆるっとカルデア9

※台詞ばっかり(もう書かなくていい??)

「いいなー、私も温泉入りたい。」
「急にどうしたのだ?ご主人。」
「タマモちゃ〜ん!終章クリアした別時間軸のカルデアにいらっしゃるマスターさん達は今頃塔を登っているわけですよ!」
「うむ、そうらしいな、だワン。」
「何かさ、聞いた話だと?10階到着毎に温泉に入れるんだって!!」
「おお!」

カルデアの厨房にはタマモキャットと名前の姿が。ホットケーキの日にかこつけて、ホットケーキを焼いているところだった。

「ところでご主人、聖晶石沢山砕いたな。バレンタインデーは大丈夫なのか?」
「ダイジョウブジャナイデス。」

2月の大型イベントと言えばバレンタインデー。別の時間軸のカルデアの子に聞いた話だと、去年一昨年と同じであれば男からも女からもチョコレートを貰えるのだとか??
(ホワイトデー混じってるかも〜ごっめーん!と言われた。)

「皆から何か貰えるのかァ…。」
「まぁみんなご主人が大好きだからな!勿論私も大好きだぞご主人!!」
「タマモちゃ〜ん!!」
「ああ!焦げるぞご主人!」
「うおわぁぉ!!」


「ファラオ、期限悪いッスね?」
「フン…。あの馬鹿は後先考えず召喚しおってからに……!」
「あー…聖晶石も呼符も枯渇したからなぁ…。」

一方、オジマンディアスとロビンは食堂に居た。ホットケーキが焼けるのを待っているのである。

「酒呑童子も坂田金時も来ない。収穫があったとすれば俺×2ぐらい??」
「せめて後1人来たら無視してやったがな。」
「宝具レベル4止まりだもんなー俺。」

煙草を蒸すロビンは余裕そうだが、オジマンディアスはかなり機嫌が悪い。それもそうだ。

「あやつは本当に花の魔術師が欲しいのか!?最近はやれ黄金のが欲しいだ狂王が欲しいだ赤色の弓使いが欲しいだ!!挙句の果てには青い槍使いが欲しいと来た!居るではないか!」
「あー、クーフーリンの旦那な。ウチのとこにいるのはプロトとキャスターのみだからなぁ。」
「全員Zeroで出る!!」(確か)
「ファラオ〜多分stay nightじゃね??」(曖昧)

等とメタメタしい発言をする二人の元にふわりと甘い香りが届く。視線を向けると名前とタマモキャットがそれぞれ皿を2枚手にコチラに歩いてきていた。

「マスター手伝いますよっと。」
「ロビンさん〜ありがと。」
「どーいたしまして。」
「にゃははは!ほら、太陽王には蜂蜜多めにしておいたぞ、だワン!」
「うむ。」

それぞれ席につき、思い思いにホットケーキを食す。

「ファラオ、今度こそ石貯める!」
「もう貴様の石貯蓄の話は聞かん。」
「ドイヒー!!」
「有言実行頑張ればファラオの旦那も認めてくれると思うぜ?」
「う、うむむ……が、頑張る……。」
「ご主人頑張れ!応援しておるぞ!」

しかし何だかんだ、仲良しなのである。





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