告白

「リ、リン!!俺ずっとリンの事が好きだった!
付き合って下さい。」

ずっとずっと好きだった。
家が隣の幼なじみなんて笑えるけど、君が好き。
自覚したのは小学3年生。
それから今まで、中2まで言わなかったけど、この気持ちは抑えられなかった。

ちら、とリンの方に目をやると俯いていた。

「あ、ごめん。急に…、俺の事、そんな風に思えないよね…;;
ごめっ…」

そう言って踵をかえし、駆け出した。
後ろからリンの声が聞こえて泣き出してしまいそうになる。


[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]







「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -