03

人様並みの幸せを
不釣り合いにも求めたが
蜜月もはや過ぎ去りて
寄る辺を失う恋心

いつか迎えにきてくれる
虚しき望みを抱けども
名を呼ぶ声は遠くなり
やがて忘られ露と消ゆ

この身嘆けど詮は無し
とうに涙も枯れ果てた


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