たまには優しく愛してあげる


バンッバンッ!!

村の中に銃声が響き渡る
ナナは一人の村人の頭を撃つ、その隙に銃に弾を込める
後ろから奇声を上げて襲い掛かってきた村人に気がついて急いで後ろを振り返りナナは銃を撃つ
しかしその時屋根から降りて来た村人に後ろから羽交い絞めにする

「っ…!!」

抑えられていると前から村人がやって来た、その男は鎌を持っている
背中に汗が伝う…ここで死んでしまうのかと目を硬く閉じた
だが鎌を持っていた男はボウガンで心臓を貫かれていた、その隙にナナは羽交い絞めしていた村人に蹴りを入れて脱出する

「ジャック!」
「…油断をするな、まだ時間はある」
「えぇ…!」

助けてくれたのはクラウザーだった
嬉しそうに笑みを浮かべて駆け寄るナナだが、クラウザーはすぐに次に来る村人に目を向けた
ナナも力強く頷くと走り出す

背中合わせにしながら村人を次々と倒していく二人、これですべて片付いたと安心していた……
しかしどこから現れたのか一人の村人がナナに襲い掛かってきた

「ぐっ…!!」
「ジャック!!?」

ナナを庇ったクラウザーが腕を斬りつけられる
血が噴出すが彼はナイフを構えて襲い掛かってきた男の首を斬りつけた

「ジャック!大丈夫!!?」
「あぁ…大したことはない……」

腕を押さえてそういうクラウザーだったがナナは彼を安全な場所へと連れて行った


* * *

「ごめんなさい…私のせいで」

一つの小屋に入りクラウザーの手当てをしながらナナは申し訳なさそうに言った
綺麗に巻かれた包帯に手をやりながらクラウザーは首を横に振った

「気にするな、恋人のお前を守るのは当然の事だ」
「ジャック……」

優しい言葉にナナは心臓がドキリとなった
戦闘の時でも厳しいことばかり言うのだがそれはすべて彼女を想っての事だ
これが彼の優しさでもある

「本当にごめんなさい…腕しばらく使えないわよね?私できることなら何でもするから…」
「ほう…」

この言葉を聞いてクラウザーはピクリと反応した
そして怪我をしていない手でナナの尻をグッと掴んだ

「ぁっ…ジャック…?」
「…しばらくヤッていなかったからな…抱かせろ」
「え?ここで…?」
「何でもするんだろ?」

そういうことじゃなくて、と反論するナナの唇を塞いだ
舌を絡められてしまえば力が自然と抜けてしまう
舐めろ、と耳元で囁かれてナナは頷くと彼の前に跪いてズボンの上から自身に触れる
何度か扱き、ベルトを外すと下着と一緒に降ろしてブルンと揺れた自身を掴むと舌を這わせた

「んんっ…ぅっん」
「何をしている、もっと奥まで咥えろ」
「ふぐっぅ!!」

頭を押さえつけられて喉奥まで自身を入れられる
苦しそうに涙を流すナナは抜いて欲しい、と目で彼に訴える
クラウザーはそのまま欲を彼女の喉奥で吐き出した

「うぇっ…ごほっ…!!」
「…お前は本当にいい目をするな」

痛めつけたくなる、とクラウザーは喉の奥で笑った
彼はセックスの時だけは本当に意地悪で痛めつけられる、彼はドがつくほどのSなのだ
口元の精液を拭うとナナは彼の命令でズボンとパンツを脱ぎ、彼に尻を突き出す形で四つん這いになった
クラウザーは満足そうに笑むと彼女の尻を二回叩いて割れ目を左右に広げると自身を宛がい中に突っ込んだ

「ああぁーんっ!!」

甘い声を上げるナナの腰を掴んで激しく腰を叩きつける
中を突き上げられるたびにナナの中はぎゅうと彼の自身を締め付ける
地面の木の床に爪を立てて声を上げるナナ

「ふあっあぁっ…やっあんっ!」
「ふん…相変わらずいい締め付けだな」
「あっジャック…んんっ!!」

四つん這いになっていたナナは後ろに体を向けて彼の首に手を回し、唇を塞ぐ
その間もクラウザーは腰を叩きつけた

「やっあっああっんっふっはっ!」
「っ…!」

ドクッドクッ!!

中に欲が吐き出される
久しぶりのせいもあってかクラウザーはしばらく出し、自身を抜けば
大量の精液がナナの秘部から零れた
彼女は快感もあって体を震わせながらその場に寝転んだ
気を失っているナナにクラウザーは自分の上着をかけてやり頭を撫でた






私が書くクラウザーは本当に鬼畜になってしまうw優しいけどドS鬼畜なクラウザー夢のリクエストでしたが、紫波様いかがでしたでしょうか?
今回は12万企画にご参加下さり本当にありがとうございます!
レイラの初恋
120704


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