時計周りのワンダーランド


if〜もしも承太郎がアレッシーのスタンド攻撃を受けてそのままアレッシーが逃亡してたら〜


「くっ!」
「承太郎!!」
「やった!影を踏んだぞ!!これで承太郎を殺せる………が俺は用心深いのでもう少しチビにしてから殺すぜ」
「待ちやがれ!!」

そそくさと逃げ出すアレッシーをポルナレフが追いかける
残されたなまえは子供に戻ってしまった承太郎に声をかけた

「承太郎…?大丈夫…?」

声をかけられた承太郎が顔を上げてなまえを見た
顔は幼いのだがやはり眉間に皺を寄せるところとかは今と変わらない
だけど瞳が少し丸くてなまえの心を掴むのには十分だった

「か、可愛いっ!!」
「…離せなまえ」
「だってだって可愛いんだもん!!」

抱きしめられている承太郎は腕の中で暴れだす、街の人間も仲のよい姉弟だなぁ、と微笑ましく見ていた
だが彼にとっては嫌で仕方がない腕から抜け出して先に歩き出す

「何処に行くの?」
「決まってるだろ、アレッシーの野郎を探す」
「その身体じゃいくら承太郎でも無理だよ。ポルナレフが倒してきてくれるからそれまでホテルで大人しくしなさい」
「っ…てめぇ!」

子供に言い聞かせるようになまえは言って承太郎を脇に抱えるとそのままホテルへと歩き出した
内心彼女は楽しくて仕方なかった、いつも承太郎に意地悪されたり(愛あってこその意地悪なのだが)するので逆をやっているのが不思議な感覚だった


ホテルに着いたなまえは承太郎をベッドの上に座らせた
そしてホテルのサービスで置いてあるチョコレートを一つ手にとって彼の口元へと持っていく

「はい承太郎、あーん」
「やめろ…」
「可愛くないなぁ、1回だけでいいから子供みたいに口をあけてよ」
「断る」

がっちりと口をガードする承太郎が可愛くてなまえはくすくすと笑い出す
そんな彼女を見て承太郎は立ち上がるとそのままなまえを押し倒した
彼の眼を見ればいつも見ている瞳と同じだった、高校生の姿の眼と同じ

「じょ…」
「小さいから何もできねぇ…って思ってるんだろ?」
「え…!?」
「小さくてもできることはできるんだぜ?」
「な、何言ってるの…今の承太郎の身体は小さいんだから」

彼の脇の下に手を入れて退かせようとしたのだが、次の瞬間なまえの身体に影がかかった。承太郎の身体が元に戻っていたのだ

「…どうやらポルナレフの奴が倒してくれたみてぇだな」
「……あ、あの〜承太郎?」
「散々苛めてくれたな?なまえ……お礼はきっちりとさせてもらうぜ」

ニヤリといつもの意地の悪い笑みを浮かべてそのまま唇を塞がれてしまった






結局承太郎には敵わないのですw
アレッシーの能力おいしすぎますww
自慰
120426


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