ドリーミング・ナイト


「こうしてお姫様は王子様といつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ…」

絵本を読み終えてなまえは徐倫の顔を覗き込んだ

「いいおはなしだったねママ!」
「そうね。さぁそろそろおやすみの時間よ徐倫」

その時承太郎が寝室に入ってきて徐倫がまだ起きていたことに驚いていた
承太郎は二人の側へ来ると徐倫を抱き上げる

「徐倫、まだ起きてたのか…もう寝る時間だろ」
「きょうはパパとねたい!」

徐倫は笑顔で承太郎に言った。どうするのだろうか、となまえは承太郎の様子を見ていた

「やれやれだぜ」

承太郎も娘のお願い事には弱いらしくそのまま徐倫を連れてベッドへと入ってきた徐倫は横になると今度はなまえを呼んだ

「ママもはいって!はやくはやく!」
「はいはい」

なまえは徐倫に微笑むと同じようにベッドの中に潜りこんだ。徐倫を真ん中にして親子3人でベッドに入っている姿はとても微笑ましいし幸せだった
やがてすぐに徐倫が眠り始めた、その様子を見て承太郎となまえは目が合って微笑んだ

「お前にそっくりだな」
「私の娘ですもの」

くすくす笑うなまえに承太郎は彼女の頬に触れて唇にキスを落とす
いつまで経っても彼のキスには慣れない。それだけ惚れている

「おやすみなまえ」
「おやすみなさい、承太郎」



(きのうのよるね!パパとママがキスしてたの!)
(ひゅ〜ラブラブ〜)



*****
実はそっと目を開けてた徐倫とか…そんで幼稚園とかで言いふらしてるといいなw
4部承パパが書きたかったんです
恋人
120108


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