君の動揺なんていつも見てるからわかるよ


※ちょっと下表現アリ


訓練も終わってシャワーを浴び終えたピアーズはズボンを履いて上半身裸の格好で仮眠を取ろうと部屋に向かった
部屋の扉を開けて彼は思わず目を見開いた、ベッドの上に座っていた同じBSAAの仲間でピアーズの先輩でもあるナナがいたからだ

「お疲れピアーズ」
「ナナさん!?アンタここで何してるんですか?」
「何って…ピアーズの事待ってたのよ」

ニヤニヤと笑う彼女にピアーズは首を横に振った

「男の部屋にいるなんて…何考えてるんですか、出て行って下さい」
「固い事言わないでよ、せっかくイイコトしに来たのに」
「な…っ!?」

ベッドから腰を上げたナナは彼に近寄ると厭らしく鍛えられた肉体に手を這わせてズボンの上から彼の自身に触れる
そして耳元で誘惑するかのように甘く囁いた

「訓練ばかりで色々と溜まってるでしょ?抜いてあげる」
「よ、余計なお世話です!それぐらい自分で何とかしてますから!」
「何よ、もしかしてホモとかじゃないわよね?」
「違いますっ!!!」

振り払われてナナはおもしろくなさそうな顔をした
そして再びベッドに座り込むとあーぁとワザとらしく声を上げた

「堅物くんはつまんないなー…ジョンなんか喜んで自身出してきたのに」
「え……ジョンとヤッたんですか!?」
「本番はしてないわよーまぁマイケルとジェイシーとはシたけど。口でやったらすぐにイッちゃったけど……けど次は本番がしたいって言ってたなー……んっ!!」

笑って言う彼女の唇をピアーズは塞いだ
そのままベッドに押し倒されるとようやく唇が離されて二人の間に糸が引いた
ナナが驚いたように彼を見つめる

「他の男となんてヤらないでくださいよ……」
「ピアーズ……」
「……風紀が乱れたら隊に影響が出る。隊長にも迷惑がかかるじゃないですか」
「……何よ!結局そっちなわけ!?つまんない男!!」
「……ナナさん、俺の事好きなんですか?」

驚いたように尋ねてくるピアーズにナナは改めて聞かされると恥ずかしくなり頬が赤く染まった
本当は彼の事が好きだ、しかし堅物な彼はなかなか相手にしてくれず寂しい思いをしていたのだ

「す、好きって言ったらどうするのよ!」
「……二度と他の男とヤらないでください、俺だけを見つめていてください」
「……ピアーズ」
「俺も…フラフラしてるあんたが気になって仕方なかったんだ、好きですよ」

ピアーズの告白を聞いてナナは彼の唇を塞いだ
彼も彼女からの口付けに答えて目を閉じた





ビッチ先輩×ピアーズってのもいいと思うのです。ピアーズには世話が焼ける年上の女性も似合うし、年下の女の子も似合います。年下の女の子にはせんぱーい!って慕われてるといいですよね〜年上の女性はあぁもうアンタって本当世話が焼けますねとか言いながらもピア君は喜んでるといい
sugary
130205


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