獣の交わり


「どうやら激しくされるのが好きみたいだな」
「ひあっ!あああぁぁー…んっ!!!」

先程よりも律動を激しくされる、体の振動がレオンにも伝わる
とうとう彼は耐え切れずに自身の欲をナナの口の中に吐き出す
そしてクラウザーも最奥を突き上げて一旦腰の動きを止めれば体をビクビクさせながらレオンの体へと倒れこむように崩れた
クラウザーは自身を抜くと二人で息を乱しているレオンとナナの情けない姿に笑わずにはいられなかった

「くくっ……さぁ立てナナ、もう一度レオンをイかせてやろう」
「!」

体を起こされて立ち上がったナナはレオンの顔の上に跨るように指示される
当然レオンの目には彼女の秘部が丸見えだった
クラウザーはナナの正面にやって来て彼女の片足を持ちあげてそのまま自身を挿入した、当然それはレオンにも見えていた

「ああぁぁあぁっっ…!!」
「ぐ…っ!!!!」
「ふはは…どうだレオン?いい眺めだろ、挿入した気分になれたか?」

バランスが崩れそうなのでナナはクラウザーにしがみつく
目を瞑ればいいのだがレオンは挿入している部分を釘付けになって見ていた
クラウザーの大きな自身を上手そうに咥えている
自分の時も彼女はこんなにも咥え込んで厭らしい音を立てているのだろうか?
それを考えると再び己の自身が大きくなるのを感じた

「ひあっやぁんっ!!もう…やめて…っ!!」
「上手そうに咥えて離さないのはどこのどいつだ?」
「あっ!?やぁ…そこ駄目っ…!!!」
「ほう…ここがいいのか?」

彼女の感じる部分を見つけたクラウザーは何度も其処を突き上げる
ナナも気持ち良さそうに声を上げて何とか耐えている片足もガクガクと震えだす
それに気づいたクラウザーはもう片方の足も持ち上げて駅弁の体制にすると先程よりも激しく腰を動かす、射精が近かった

「あっはっ…だめっ…あんっあっ」
「っ…はっ…中に出してやる…」
「やあぁああぁ……っ」
「う…ぐ…ぅっ…!!!」

ドクッドクッ!!!

クラウザーは腰の動きを止めた
レオンもじっ、と繋がっている部分を見つめていた
二人が繋がっている部分からやがて精液が逆流しし、それはレオンの頬へと落ちた
放心状態になっているナナを床へと寝かせてからクラウザーは自身を抜いた
そして同じく呆然となっているレオンの口元へと自身を持っていく

「お前に掃除してもらおうか」
「…!!」
「ふっ、冗談だ。男に咥えさせる趣味はない……これでわかっただろう?大切な女も救えない奴が大統領の娘を救うなど無理な話だ。普通の人間のお前がな……」

そう言うと彼は懐からナイフを取り出した

「お前の死体をアメリカに送りつけてやる、心配するな。ナナは殺さずに俺の性欲処理として置いててやろう」

クラウザーは不適に笑うとレオンの胸へとナイフを突き立てた





クラウザーで短編ってのは久しぶりですね。やはり彼は鬼畜な話しか思い浮かびませんw今回はレオンも登場させましたが口を塞がれている上にかなり可哀想な事になってしまいました、レオンファンの方すみません…
レイラの初恋
120922


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