※ダンテ+バージル+子ネロです
「あちぃ〜」
「ダンテ、あついね…」
上半身裸でソファーに寝転がっているダンテの横でネロも同じように言った
彼もダンテの真似をして上半身裸でいた
「二人とも!なんて格好してるの」
モップを持ってこれから掃除を始める彼女をダンテは見て再び目を閉じた
怒られたと勘違いしたネロはごめんなさい、と小さく謝った
「暑いんだから仕方ねぇだろ」
「だからってネロにまで同じ格好させないでよ、バージル怒るわよ?」
「暑いってうるせぇから脱がしたんだよ」
これ以上言い争っても余計に暑くなりそうだった
再びモップを握り締めたと同時に事務所の扉が開かれた
バージルが帰ってきたのだ、彼はすぐにネロの格好を見て目を見開くと彼に近づく
「ネロ、なんて格好をしているんだ。すぐに服を着なさい」
「だってあつくて…」
「だからといって愚弟と同じ姿は許さん、すぐに着ろ」
側に落ちていたネロのシャツを手に取り着せてやる
ダンテはそれを聞いて小さく舌打ちをした
自分の存在はネロの教育に悪いといわれているようだからだ
またケンカをするのではないかとオロオロする彼女がバージルの手に持っている袋を見つけた
「バージル買い物してきたの?」
「あぁ…スイカを買ってきたんだ」
「わぁ…いいね!今すぐ食べよう!!」
スイカを受け取って彼女は笑顔でキッチンへと向かった
ネロも嬉しそうに微笑んでバージルにお礼を言う、その息子の頭を優しく撫でる
「貴様も食べたいなら手伝って来い」
「はいはい…スイカ買ってきてくれてありがとよバージル」
***
書いてた私もよくわからん話に…www
2012年8月掲載拍手分