※Darling is the devil設定のヒロインです


「ダンテさーん!どこに行ったんですー?」

昼食のサンドイッチが出来上がったナナは先程からダンテを呼んでいるのだが、彼は姿を見せない
自分の知らない間にどこかに出かけてしまったのだろうか?
扉が開かれる音が聞こえてナナはそちらを見て目を見開いた

「よぉナナ
「……えーと…どちら様です?」
「俺だ、ダンテだ」

ダンテと名乗った男はナナの恋人のダンテとは似ても似つかなかった
まず彼と髪の色が銀色ではなく黒髪で短髪だったのだ
性質の悪い男なのだろうか、さっさと事務所から出て行ったほうがいいのかもしれない

「えーと……お名前なんでしたっけ?」
「My name is Dan「ダンテさーん、どこですー?」
「聞けよお前!」

逃げ出そうとしたナナの腕をダンテは掴んで壁に押し付けると彼女の両肩を掴んだ

「よく聞け…2013年は新生DmCで始まる…そして主人公ダンテは俺になるんだ」
「そんな……それじゃあ」
「これからはDarling is the devilのダンテも俺に「ナナ!!」

再び扉が開かれて現れた人物はナナの恋人のダンテだった
笑顔になって彼女は彼の元へと走り出す

「ダンテさんっ!」
「無事だったんだな」
「ダンテさん…あの人は誰なんです?ダンテさんと名乗ってますけど……」

ナナが黒髪の短髪男を指さす
ダンテは男を見るとゆっくりと目を閉じた、そして口を開いた

ナナ…アイツもダンテだ。今度の主人公はアイツになるんだ新生DmCとしてな。ちなみに兄貴も代わってる」
「そんな……」
「というわけだ。このサイトのダンテもこれからは俺に「だがなナナ

小さなナナの両手をしっかりと握り締めてダンテは彼女の唇が触れそうなくらい顔を近づけて囁く

「新しいダンテが現れても、これから先も一生お前を愛し続けるのは俺だ」
「ダンテさん……」

完全に二人の世界に入りキスを交わす二人にダンテは蚊帳の外になってしまった

(主役は俺のはずなのに……何だよこの扱い)



* * *
4ダンテvs新生ダンテ夢?でした。さぁ1月は新生DmCですね…


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