カチャカチャと食器が鳴る音が響き渡る。その音で目覚めると側に落ちていた恋人の上着を羽織ってベッドから起き上がり寝室を出る
コーヒーを飲んで新聞を読んでいたレオンの姿を扉にもたれながら見ていた
その姿はどこかの有名なハリウッドスターにも負けないぐらいかっこよく、女性ならば誰もがその姿に惚れるだろうと改めて思う
彼女の気配に気がついたレオンは微笑んで新聞を畳んだ
「おはようレオン」
「おはよう、コーヒー飲むか?」
「えぇお願い」
軽くキスを交わしてレオンは立ち上がるとカップを取り出して粉を入れる
ミルクは、と問われていらないと答える。それに湯を注がれて彼女の前にカップを置いた
「ありがとうレオン」
「お安い御用だ」
「もう出るの?」
「……あぁ、今日は大切な日だからな」
レオンから話は聞いていた
彼の友めるのだろうか?
彼が立ち上がったので彼女も同じように立ち上がろうとしたのだが彼に止められる
「じゃあ行ってくる」
「いってらっしゃい、気をつけてね」
「あぁ」
キスを交わしてその背中を彼女は見送った
* * *
バイオハザード6発売!ってことで構造ありまくりですがレオンが悲劇に会う前の会話のつもりです