「なぁ」
「どうしました甘寧様?」
「周泰っておめぇと会話すんのか?」
「え…それはもちろん恋人同士なのですから…」
「でもよ…周泰がおしゃべりになるとは思えねぇんだよなぁ」
「そうですね…確かに口数は少ないですけど、ちゃんと会話できてます」
「…なんだそりゃ?意味わかんねぇ」
「口にしてくれなくても周泰様の思いは伝わってきます」
「あーあわかるくらいに惚気ちゃって…羨ましいねぇ」
「凌統様!」
「なんだよ凌統!おめぇー今ので何がわかんだよ」
「周泰殿とは上手くいってるから甘寧に心配される筋合いないって話でしょ」
「な、なんだと!?」
「か、甘寧様…落ち着いてくだひゃ…いひゃひゃ!」
「うるせぇ!惚気やがって!」
「いひゃいれす…」
「あーあ…甘寧、そんな事しちゃっていいわけ?」
「あぁ!?」
「絶対に姫のピンチにも駆けつけるタイプだよ……ほら来た」
「……甘寧」
「うおっ!周泰!?」
「しゅうひゃいしゃま」
「……放せ」
「ちょっ…まっ…いだいだだだだだっ!は、放すから…っ手を緩めてくれっ!!」
「周泰様!」
「……無事か?」
「はい…大丈夫です。ちょっと頬が痛いけど」
「………」
「………」
「………」
「あ、わかりました。お茶の時間ですね、すぐに準備します」
「……あぁ」
その場を去る二人
「ちくしょー周泰のやつ…骨が折れるかと思ったぜ」
「まぁ自分の女が他の男に手を出されてるのを見て怒らない奴はいないってね」
「手を出す?……にしても今の無言でよく周泰の気持ちがわかったよな」
「……まぁいろんな愛が世の中にあるってことでしょ、周泰殿にはもうあの子でないと駄目だろうけどね」
＊＊＊
何が書きたかったのかわかんねー