まぜまぜ。
更新履歴には書きません




小さな足音が近づいてくる。大方予想の付いたその音にほぼ無意識に頬が緩んだ。

『アレン、ストップ』

緩いパーマのかかった髪を腰の辺りで揺らしながら、僕のもとへと駆け寄ってくるのは、僕よりも2・3歳下の女の子。

『どこ行ってたの?私アレンのこと探してたんだよ』

彼女は年齢に合わない外見をしている。中身は年相応かそれ以上なのに、容姿は未だに小学生に間違えられてもおかしくないほど幼い。

「すみません。さっきラビから聞いたんです」

『うーん、別にいいよ。つーか、あの馬鹿言うの遅すぎ。私は4時間前にアイツに言ったのに』

しかしながら、口の悪さは一級品だ。もっぱらラビとコムイさんは被害に遭っているらしい。

「あ、で。用事は何でしたか?」

僕が彼女と話している本当の理由を忘れていた。聞くと、ニッコリと笑顔を返された。

『ラビとかとは違って、アレンにはあんまり言いたくないんだけどね。………ふざけんなよ』

「…ひっ!?」

低く響く声に、思わず小さな悲鳴が漏れた。僕は彼女に何かしてしまったのだろうか。



BUT!
(愛しいあの子は男勝り)



-----
途中で方向性を見失いました。
でもこういうヒロインは個人的に好きです。




*05/15 22:22
comment(0)



prev return next

「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -