まぜまぜ。 更新履歴には書きません
私は、あなたの彼女ですよね。
バッチリ笑顔をはりつけて、あたしは優しく聞いたのに。
「さァ」
『いい加減…いい加減認めなさいよォォオ!』
「認めるもなにも、俺ァ一言も付き合おうなんて言ってやせん」
『あんなこともこんなこともやった後でそう言うか!!』
沖田総悟は寝返りをひとつうった。鎖骨あたりが見えて、嫌に色っぽい。
「つーか、お前も今聞くか」
呆れながら、やれやれといった調子で言ってくる。
『パッとこの言葉が思い浮かんだの』
肩の位置にある布団を一気に頭の上まで引き上げた。
「俺ァ、今まで一言もアンタに好きだなんて言ってやせん」
『……、わかったよ、なるべく早く出ていけばいいんでしょ』
「話は最後まで聞きなせェ」
被っていた布団をめくられた。
「今までは言えなかった。今からは言える。…愛してまさァ」
瞬間、なんだかわからないけど涙腺が崩壊した。
やっと聞けた言葉 (やっと言えた言葉)
----- 甘…?切甘…?
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