まぜまぜ。
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誰を好きになるかなんて、
その時になるまでわからないものだね。









昨日、なんだか不思議な男の人に出会った。別に不審者とかではないと思う。バカそうだけど、いい人そうだったし。確か名前は……、髪の色と一緒で……。

ぁあ!そうそう、銀さん!

木刀を帯刀して、お兄ちゃんともおじさんとも言えない年くらいだった。見た目はね。

おつかいの帰り道に自分へのご褒美として、バニラのアイスクリームを買ったんだ。でも一口食べたところでボトッて落としちゃったの。あたしは『あっ』て小さく声をあげたんだけど、あたしの声にかぶさるように後ろから「ああ!」って声が聞こえた。

『んー?』

後ろを振り返るとクルンクルンの銀色の髪の男の人が立ってた。

「え、俺!?俺のせいじゃないよね!?」

あまりにも焦りまくっているものだからなんだか面白くって、思わず悪戯しちゃった。

『…ふ、うぇーんっ…せっかく買ったアイスがぁっ……っ』

我ながら中々の演技だったと思う。クルンクルンの人は見事にひっかかってくれて、アイスクリームを買ってくれた。

『優しいね』

「…」

『どうしたの?』

「ウソ泣きだろ」

ムスッとした表情で言われた。あれれ、やっぱりバレてたか。

……でもなんで?

『じゃあ、なんで買ってくれたの?』

「好感度アップの為ですぅ」

『ふーん、あたしは知り合ったばっかの男を好きにはならないよ?』

「まぁまぁ、落ち着けよ」

『あたしは落ち着いてますけどね』



ああ、この時は、
歳の離れた男なんておもいっきり対象外だったのにな。




ここから予想外な展開
(好きになったのは運命ですか?)


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ギャグっぽく、です(^^)




*04/15 17:16
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