まぜまぜ。 更新履歴には書きません
誰を好きになるかなんて、 その時になるまでわからないものだね。
昨日、なんだか不思議な男の人に出会った。別に不審者とかではないと思う。バカそうだけど、いい人そうだったし。確か名前は……、髪の色と一緒で……。
ぁあ!そうそう、銀さん!
木刀を帯刀して、お兄ちゃんともおじさんとも言えない年くらいだった。見た目はね。
おつかいの帰り道に自分へのご褒美として、バニラのアイスクリームを買ったんだ。でも一口食べたところでボトッて落としちゃったの。あたしは『あっ』て小さく声をあげたんだけど、あたしの声にかぶさるように後ろから「ああ!」って声が聞こえた。
『んー?』
後ろを振り返るとクルンクルンの銀色の髪の男の人が立ってた。
「え、俺!?俺のせいじゃないよね!?」
あまりにも焦りまくっているものだからなんだか面白くって、思わず悪戯しちゃった。
『…ふ、うぇーんっ…せっかく買ったアイスがぁっ……っ』
我ながら中々の演技だったと思う。クルンクルンの人は見事にひっかかってくれて、アイスクリームを買ってくれた。
『優しいね』
「…」
『どうしたの?』
「ウソ泣きだろ」
ムスッとした表情で言われた。あれれ、やっぱりバレてたか。
……でもなんで?
『じゃあ、なんで買ってくれたの?』
「好感度アップの為ですぅ」
『ふーん、あたしは知り合ったばっかの男を好きにはならないよ?』
「まぁまぁ、落ち着けよ」
『あたしは落ち着いてますけどね』
ああ、この時は、 歳の離れた男なんておもいっきり対象外だったのにな。
ここから予想外な展開 (好きになったのは運命ですか?)
----- ギャグっぽく、です(^^)
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