まぜまぜ。
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―こんな手紙を書くことになろうとは私も思いませんでした―

そう始まった手紙を俺は何度読んだことだろう。

お前が俺の前から消えてもう一年近く経った。それでも待ち続けている俺は馬鹿なんだろうか。いつか、また、戻ってきてくれると信じている俺は馬鹿なんだろうか。

「副長!話があるという女がいるのですが…」

「…今行く」

読みかけの手紙を机の上に置いて腰を上げた。


その手紙を捨てることになったのはその30分後。






*07/24 10:15
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