まぜまぜ。 更新履歴には書きません
病んでます。 かなり病んでます。
アレンさんがぶっ壊れてます。 ヒロインちゃんもぶっ壊れてます。
それでもオーケー!な方はどうぞ!
↓↓↓↓↓
ポタリと滴る赤色は、
貴方の真っ黒な髪と、
透き通るような白い肌に、
鮮やかに映えるのでしょう。
両の目が閉じられて、
貴方の大きな瞳が見えないときは、
そっとキスを落としましょう。
大事な大事なタカラモノは、
腕の中に包みこんで、
決して離さないのだから。
そんな僕を、
貴方は愛してくれるのでしょう?
『アレン…?』
気配がした。 愛してやまない彼の気配が。
けれど、私の問いかけに返事は返ってこなくて。
また、白で塗り潰された部屋を見渡した。
全ての物が汚れのない純粋な白。 彼は私にこの純粋な色がふさわしいと言った。
―キミは何も知らなくていい。僕だけを見て、僕だけを考えて。純粋なままでいて―
私は素直にコクリと頭を縦に振った。それだけで、彼は嬉しそうに微笑んだ。
不意に、コトッ、音がした。
「……どうして、」
ゆったりと振り返れば、艶やかな黒髪の女性が立っている。顔を真っ青にして。
『貴方は誰?』
何気ない。普通の質問をしただけのはずなのに、彼女はいきなり泣き崩れた。
「な、んで…っ、なんで…!!」
『どうかしたの?』
「一刻も早く、ここから逃げなくちゃ…っ」
私の手を取った彼女は、今の今まで泣いていたのが嘘の様に力強い顔をしている。
けれど、一歩足を出した瞬間、動きは停止した。
「…アレンくん」
幻 (全ては彼の創った、現実とはかけ離れた)
ボロボロの床は、真っ白なじゅうたんに
壊れかけた簡易ベッドは、豪華な猫足がついたお姫様の使うようなベッドに
私の目は、いつから機能していなかったのだろうか。
「彼女から手を離してください、リナリー」
「それは出来ないわ。彼女は私が連れて帰る」
彼女までに美しく、
赤色が似合う女性はいないだろう。
僕は彼女に、
綺麗なお化粧を施してあげたかったんだ。
そうすれば、
彼女はもっと輝くだろうに。
----- 病んでるぅぅ!!(οдО;) アレンさんがぶっ壊れた!
というか、こういう話ばっか書いてる最近の自分が心配だ…。受験がよほど憂鬱なんでしょうね(他人事)。
prev return next
|