まぜまぜ。
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『ちょっと…っ』

2人でソファーに座って、鼻の先がくっつくぐらいに、あたしたちは近寄っている。

あたしは恥ずかしい。

「何が恥ずかしいんです?この部屋には僕らしかいないのに」

アレンの頭にはハテナマークが浮かんでいるけど、仕方ないんだもん。

嫌なわけじゃないのは断言できる。イチャイチャするのは嬉しいけど、やっぱり慣れないわけで。

『……ぅ』

アレンの胸を少しだけ押して、顔を遠ざけた。あたしは真っ赤な顔をしてるから、照れてるんだって理由はわかってるはず。

「ねぇ…」

甘い声でアレンはあたしの耳に囁いた。

「僕はもっと触れたいよ?」

『っっっ!』

そのあと降ってきた甘いキスに、あたしは正常に頭を働かすことなんかできなくなった。



over

(甘い甘いひとときを)





*11/25 22:37
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