まぜまぜ。 更新履歴には書きません
『ちょっと…っ』
2人でソファーに座って、鼻の先がくっつくぐらいに、あたしたちは近寄っている。
あたしは恥ずかしい。
「何が恥ずかしいんです?この部屋には僕らしかいないのに」
アレンの頭にはハテナマークが浮かんでいるけど、仕方ないんだもん。
嫌なわけじゃないのは断言できる。イチャイチャするのは嬉しいけど、やっぱり慣れないわけで。
『……ぅ』
アレンの胸を少しだけ押して、顔を遠ざけた。あたしは真っ赤な顔をしてるから、照れてるんだって理由はわかってるはず。
「ねぇ…」
甘い声でアレンはあたしの耳に囁いた。
「僕はもっと触れたいよ?」
『っっっ!』
そのあと降ってきた甘いキスに、あたしは正常に頭を働かすことなんかできなくなった。
over
(甘い甘いひとときを)
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