お久しぶりです
企画作品の方が出来上がりましたので提出します
盛大に遅刻してしまい申し訳ありません…

素敵な企画に参加させていただき本当にありがとうございます!!!
私自身は完全に場違いでしたが、神々なみなさんの小説が堪能できる素晴らしい機会です!
澪姉には本当に頭が上がりません
またいつか、どこかで同じような企画があればいいなと思います^^

お題は「せわしない愛などいらない」なのですが全くそえていませんし時間がかかった割にあじゃぱーな出来ですし…
楽しく書いた結果おがふるなのかふるおがなのか、よくわからないものになりました
…すいませんorz

以下、そんな私の残念小説です


――――――――――――



目が合った

「あ、ごめ…」
「…ん」
昼飯時。俺達がいる屋上には何とも言えない空気が流れている

たぶん原因は俺が男鹿にうっかり告白してしまった三日前
目を見開く男鹿にこちらとしてはこれからの友人関係に支障を来したくなかったので適当にごまかしてその場を去ろうとした
が、物凄い力で引っ張られ
あろうことかキスをかまされた
呆然としてる俺に「阿保め」とにやり、凶悪な顔で笑うもんだから全身の力が抜けて盛大にずっこけたのは記憶に新しい

そしてなぜだか今、

すっげえ気まずい!
なにこいつイライラしてる?ってかソワソワ?
あの時のやりとりにこんな空気になる要素は一つも無かったはず

「なぁ男鹿、おれ何かした…?」
「あ?なんだいきなり」
「いや…雰囲気?とか変じゃね?」
目の前のこいつはあーとかうーとか一通り唸った後
「ん」
と手の平を俺に差し出してきた

「…どう反応するべき」
「ん」
さらに手を伸ばす男鹿
「ん」
「だから…」
「あ゙ーもう!手だよ手」
どうも意図が読めない
「おれ手相わかんないよ」
「ちっげーよ!!繋ぎたいんだっつーの!」
焦れたのか若干語気を荒げた

え、それって了承を得てするようなことなのだろうか
てかこの前そっちからキスしてきたじゃん
なのに、手を繋ぐのが恥ずかしいわけ?
…普通逆じゃね
「あはははっ!なんじゃそらっ」
「おま、アホ!アホ市!笑うな!」
「いやー、アバレオーガにもかわいいとこあんだなー」
でもなるほど、改めて考えると結構やりづらいかも
まぁこういうときは俺がリードしてやんないとな

さっきの状態のまま空中で持て余してる男鹿の手に指に滑り込ませる
それから促すようにして軽く引っ張りきゅ、と絡ませれば恋人繋ぎのできあがり
キョトンとしてる男鹿にしたり顔で

「満足した?」
と問えば

てっきり古市のくせに生意気だとか言い返されると思ったのに
意外にも男鹿の顔は綻んでこの前とは正反対なほど優しく笑うから
からかいたおしてやろうとした言葉が引っ込んだ
男鹿が指を絡めたまま俺の手の甲をすべすべなぞる
くすぐったくて、普段なら文句の一つ垂れるとこだけど
今は頬に熱が集中していてそれどころではない
ああもう馬鹿野郎


「ふるいちー」
「…なに」
「今日こうしながら帰るぞ」
「……特別だかんな」


―――――――――――


(管理人コメント)


にどちゃんお久しぶりです^^
こちらこそ掲載遅くなってしまってすいません…
場違いだなんてとんでもない!
男鹿も古市も可愛すぎてもれなくジタバタゴロゴロしてます(笑)
大好きなにどちゃんにお話を、しかもおがふるを書いて貰えたなんて嬉しさでいっぱいです^^
また同じような企画が出来るかは微妙なラインですが(汗)私もとても楽しかったです。
本当に有難うございました!
これからもどうかよろしくお願い致します。






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