あぁ、人間とは何故生まれてくるのだろうか？





『……んぁ…シカマル…』

「なまえ…」





娯楽を楽しむ為…？
何かを学ぶ為…？
人を愛する為…？



それこそさえも解らずにいる。

でも、今言える事は…





『…はっ…シカマ……うぁっ！』

「……くっ…！」















俺はなまえと一緒にいる事が幸せで幸せでたまらない。










情事後の部屋中の乱れ具合。


俺達は衣類を床に無造作に散らかして、布団に潜り込んでいる。





「…なまえ、大丈夫か？」

『うん…大丈夫。』





健気に笑うなまえを愛おしく思い、密着している身体を更に力を込めて抱きしめる。



触れる皮膚と体温が柔らかく心地が良い。





『シカマル、温かいね…』

「そーだな。」





さっき、誕生日プレゼントと称して贈った白い花は、ぼんやりとしたライトに照らされながら揺れる。



自分自身、
柄にもない事しちまったな…
と、少し反省。





『それにしても綺麗な花だね。』


「そーか？」

『うん、確かスイカヅラって名前だよね。』

「へぇ…詳しいんだな。」





『この前本に書いてあったの』と、か細い指で優しく花に触れるなまえ。



花に妬いたって訳じゃねぇけど、何とか俺を意識させたくて、なまえの耳朶を甘噛みしながら囁いてやった。















「なまえ…」





小さく悲鳴を上げた後、
『私、幸せかも…』と、呟いて俺の腕の中で先程の疲れのせいか、なまえの瞼が閉じた。





「生まれてきてくれて…有難うな。」





―今更だけど―



「おめでとさん…」





可愛い寝顔に口付けしたら、俺も睡魔に襲われた。



END
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ｱﾄｶﾞｷ

mims様に誕生日のプレゼントです(笑)

６月３日の誕生花はスイカヅラっていう花なんですよ、確か…(自身なし)

花言葉は“愛の証”“友愛”だったような…(これも自身なし笑)


お誕生日おめでとうございますねっvV





なまえ様
ここまで読んで下さり有難うございました♪

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[みたらしだんご◆]のもみじさまより頂いたお誕生日祝い夢でした!!

もみじちゃ――――ん!!
うわ、わわわ、シカマルに抱かれちゃった(>_<｡)

素敵な夢を本当にありがとう!!
もみじちゃんの愛情たっぷり、しっかり受け取りました〜♪
これからも宜しくお願いします☆
2008.06.04 mims