「名前、おめでとう」
にっこりと笑ったアンジュさんが言ってきた。さすが聖女さまお美しい
「あんな、ウチら名前の為に用意したんで!」
「用意って?」
「お誕生日会!」
次に現れたのはエル。嬉しそうに笑いながらこっち、と、手招きをした
「名前おめでとう」
言葉と同時にパーンというクラッカーの音。つくえを見ると、可愛らしいケーキが一つ
「アンタの為にわざわざよういしたんだから」
イリアちゃんがそっぽを向きながら言った
「戦場じゃなかっただけよかったな。おめでとう」
なんか釘をさすリカルド氏
「俺よりもとしとったな」
デレカシーがないスパーダ君
「あのね、細やかなプレゼントなんだけど…」
はい。と渡されるプレゼント
ありがとう。とにっこりしながらいうと、皆満足そうに笑っていた
「早くケーキ食べるんだな。しかし」
コーダの一言により、皆でケーキを食べ始めた
そしてほぼ女性陣によるケーキの取り合いが始まったのだった…