あのカオスな中から抜け出して、道を歩いていたらソフィちゃんを見かけた

「ソフィちゃん?」
「あ、名前!み、見ちゃダメ!!」
「え、えっ」

必死に背中に何かを隠すソフィちゃん

「名前後ろ向いてて。いいよって言ったらふりむいてね」
「うん、分かった」

言われるがまま後ろをむいた


「いいよ」

ソフィちゃんに言われて振り向くとなんだか嬉しそうなソフィちゃんの笑顔があった

「はい、名前。お誕生日プレゼントだよ」
「わあ!ありがとう」

ふわりと首にかけられたのはクロソフィのネックレス。どうやらソフィちゃんはネックレスを作ってくれていたようだ
なんて君はかわいいのだ!!


「あのね、名前うれしい?」
「もちろんうれしいよ。ありがとう!」

首をかしげながら不安気にきいてきたソフィちゃんにうれしさがこらえきれないような顔で答えたらソフィちゃんも嬉しそうに、にこりと笑った

「名前、これからも仲良くしてね」
「うん!もちろん」
「ねえ、手、繋いでいい?」
「うん、いいよ!繋ごう」

ソフィちゃんの手を握り、ゆっくりと家の方へ向かった


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