「そういうわけでコレあげます」
「え…」
「前略です。察してください」
黒子っちにマジバのシェイクを押し付けられた。…といっても、喜んでいいのか分からなかった

「いや、そうじゃなくて、コレなに」
「名前さんにあげようと思ったんですが、気がついたら飲んでたんです。でもあげないといけないと思ったのでこれ差し上げます」
「う、うん…でもこれカラだよね」
「名前さんが遅かったので飲んでしまいました」
「ゴミはゴミ箱に捨てようよ!」
「名前さんにあげたので名前さんが捨てればいいと思います」

自分で捨てる気はさらさらないような黒子っち。あれ、もしかしてこのストロー吸えば間接キスてきなものができるんじゃない?!やばい、これ持って帰ろう。うへへ

「すみません。やっぱり僕が捨てます」
「嫌ぁぁああ!なんでぇぇえ!」
「寒気がしたので」

察していたようで、それは黒子っちによってゴミ箱に捨てられた

「ん、」
「火神君…?」
「知らなかったからなんも用意してねぇんだけど」

渡されたのはマジバーガー
しかも新品だった

「え、いいの?ありがとう!」
「なんか、黒子があんなんですまねぇ」
「えへへ、いいよ、黒子っちはツンデレなんだよ!きっと。それより嬉しいよー」

わーいありがとう!家宝にするね!と、言ったら腐ると言われ、反対されたが嬉しすぎてダムが崩壊寸前でした






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