03
皆さんに挨拶してから、ちょっとなれた今日この頃
アンジュさんが重要なんたらっていって、私はヘーゼル村へ物資を届けることになりました
同行者はヴェイグさん、ミントさん、シング君です。なんていうか、このメンバーは初めてです!頑張らなくちゃいけませんね
しかも、大切な仕事らしく私は少しうきうきしてます
剣士3人て多いかな?と思いましたが、やはり私は最初から持っていた剣を手放すのは嫌だったのでそのままにした。リモンさんやカノンノさんはいろんなものを試してみたらいいよ。って勧めてくださいましたが、私は術者よりも剣を振り回すほうがあってるみたいです
「にしても今日のメンバーって珍しいよなぁ。なんていうか異色ってかんじ」
シング君が向かう途中に言いました
「そうですね。同行者はアンジュさんが適性をみて判断されてますから」
ミントさんが口を開く
「なるほど、俺が賑やかし担当で、ミントが癒し担当、パエリアがボケ担当。で、ヴェイグがむっつり系担当ってことだな!」
「ぼ、け…担当?」
シング君が満面の笑みで言ったので、私は答えに困りました。そしたらミントさんがフォローするように
「シングさん、そこはせめてだんまり…と、」
「それはフォローのつもりなのか」
といい、ヴェイグさんが答えました
「ミントさん、それをいうならクール系、です」
私がフォローすると、ヴェイグさんが「パエリアはつっこみ担当だな…」
ともらしてました
初めての方達だったのでどうかと思っていた任務も、意外と楽しく進行していく事ができました
森をざくざくと進んでいると、なんかよくない場面にでくわしました
紫の人が、ピンクの女の子を追い詰めてる…ていう場面でした
紫の人がピンクの女の子に
「さぁ、僕と来てくれるかな?ガルバンゾ国王女、エステリーゼ様」
と言っていて、私はそれを聞くなり気がついたらその人に飛びかかっていました
後から3人が追いかけてきて、私の名前をよんでましたが、そんなのお構いなしで、私はなぜだか女の子を助けなくてはいけないという一心でした。状況を理解したのか分かりませんが、皆さんも加戦してくださいました
ヴェイクさんは「サレ…!」と紫の人に言ってから加戦してくれました
その、紫の人…サレさん?はヴェイグさんを見るなり「やあ、ヴェイグ。村を捨てて逃げたドブネズミくん。お久しぶりだね」と悪人面で言っていて、ヴェイグさんがギリィと歯を噛みしめる
「パエリア、パエリアはサレを頼む!俺たちはこいつらから倒すから!」
とシング君が言ってくれたので、私はその、サレさん?に向って斬りかかった
女の子をいじめるなんて、絶対に許せません!
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120313
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