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クロエさんへ
元気ですか?私は元気です
この前はありがとうございました。
あんなに迫力のあるバトルだなんてそうできません。だから、手に汗握ってしまいました。よかったらまた勝負しませんか?
それでは、お元気で
リモン
ー*
リモンさんへ
私は元気だ。そちらも元気そうでなによりだ。
こちらこそ礼をいうぞ。あのときはありがとう。楽しかったぞ
私もまた君と勝負したいと思うんだが…どうだ、7日後にまたやるのは
それでは、いい返事を待っている
クロエ
ー*
「リモンさん、お手紙きてますよ」
笑顔で渡して来たミントにありがとう。と、伝えて手紙を受け取った。
クロエさんとは私が依頼をしたときに、たまたま仲良くなった仲だ。
「ねえリモン、勝負って書いてあるけれど、決闘かなんかしたの?」
後ろにひょこんとカノンノが出てきて聞いてきた
「うん、そうだよー。それでね、意気投合しちゃってさ、またしようってなってんだぁ」
「そっか、楽しそうだね」
「うん、本当に楽しかったなぁ…。あのビュンビュンいう音とか」
「へぇ…(ビュンビュン?)風つよかったの?」
「ん、そうでもないよ?」
「そ、そっかぁ〜」
「あのぶつかり合う音とかさー!」
「うん(剣で決闘したのかな?)」
「ぐるぐる回る回転速度とかさー、快感だったんだよねー。初めてやったんだけどさ、それはもう…!!」
「え、ええ?!」
「カノンノどっしたの?」
カノンノを見たら、目を丸くして、驚いていた
「リモンいったいなんの勝負したの?!」
「ベーゴマだよ」
「え、」
拍子抜けのような顔をしてされたので、私はどうしよう…て、思った…。そんなに驚くことなのかなぁ?
「どうしてそうなった」
「話せば長くなる」
カノンノに経緯を話した。
依頼をこなした後、その依頼主さんの子供と仲良くなり、ベーゴマを教えてもらった。そこでベーゴマの大会があると聞いたので、出場することにした。
なぜか決勝までいき、そこで対戦したのがクロエさんだった。そこで、とてもいい勝負をし、そのまま意気投合したのだ
「…初めてなのに決勝いっちゃったの?」
「うん。いっちゃったのよ」
「結果は」
「引き分けだったの。でもね、すごくいい勝負だった!て、沢山の人に言われて嬉しかったなぁ」
私が思い出しながら話せば、カノンノがよかったね。と、笑ってくれたので、幸せな気分になった
はやくまたあいたいなー
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120923蜜柑
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