06

オレ、スパーダは、アンジュから赤い煙についての情報収集を頼まれていたので、その収集が終わり、待ち合わせ場所まで行くことにした。
オレが待ち合わせ場所に行く途中、俺の前にウルフがとびだして来た。時間があるしとおもって剣を抜く。が、ウルフはオレをおちょくるようにクルクルとオレの周りをまわったりする

「てんめェ、」

オレはそいつの後を追いかけて行った。するとそこは以前来た事のある場所だった。だけど一つだけ違う所があった。それは星晶が復活しているという事だった。オレはあっけにとられていたが、ウルフの事を思い出し、そいつを見た。そしたらそこにはリモンが倒れていた

「リモン!」

オレが近づくとウルフは逃げて行った
何度も名前を呼んでみたが、返事が無い

「くそっ、」

オレはリモンを横抱きしてバンエルティア号に連れて行くことにした

なんでこんな所で寝てんだよ

この状態じゃあ戦えないから魔物をよけながら船に向かった








「スパーダ君おかえ…リモン?!」

オレが乗ってアンジュと目が合うとアンジュがどうしたの!?って聞いてくる。簡単に事情を話すとアンジュはすぐに
「いますぐリモンを医務室に連れて行ってあげて!」
と言ったのに対し、オレは
「分かってる」
と返事をする。

こっちが急いでるってんのに、どこからかひょっこり金髪の髪の女が現れてアンジュに
「アンジュさん?どうしたんですか?」
と問った
そんな彼女にアンジュは一刻を争うの!と顔で語るように言った。
「緊急事態なの!この人を医務室に案内してあげて」
「え、あ、はい。こっちです!」
金髪も察したのか、オレについて来いみたいな顔をしてきた。
金髪の後を追う。医務室にはルカが居てルカもぐったりしているリモンをみてあわてていた

「後は私達に任せて下さい」
「お、おう…」

そう言われてオレと金髪は医務室を後にし、アンジュの元に向かう

それからまず、アンジュに金髪を紹介された。彼女はパエリアと言って、記憶が無いらしい。ふーん、リモンと同じじゃねーかよ
次にオレは自分の自己紹介をしてから赤い煙について、アンジュから頼まれたことを話した。正直俺はそんな事よりもリモンのことが気になって仕方なかった
だからこの話がおわったらリモンの様子を見に行こう
絶対に、見に行こう


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120323

 
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