あなたに誓う
bookmark


ふぁぁあ、よく寝たなぁ


と、思って私は布団から出ようと思って体に力を入れた
が、
力をいれても起き上がれなかった。ふと思った。背中がなんかあったかいな。って
そんな訳で、私は背中の方を見た
そしたらそこには緑の髪が見え、私を後ろから抱きしめていた


「す、すぱーだ?」

朝の寝ぼけた声で言った。が、反応がない

とりあえず布団から出たくてなんとか向きをかえて…スパーダと向き合うようにした

さっき手をはずそうとしたけど無理だったから今度はスパーダを押してみることにした

「…ッ!?」

押したら余計に力を強くいれてきた


「は、なし、てよ…」

「嫌だ」

抱きついている少年から声がした

狸寝入りかよ…

「苦しいよ…」

「…はなしたら逃げるだろ」

…は?
正直驚いた。いつものスパーダの明るい声じゃなくて、すごいおとなしい?さみしそうな声だったから。

「スパーダ君?私は逃げませんからはなしてください」

「嘘、つけ、今日だって…」

だって…?

その後、スパーダからの返事がなかった。耳をすませばスースーと寝息が聞こえた

そうだよね、今日も私、1人でクエストばっかりだったもん。だから全然一緒に居てあげられなかったし…

「寂しかったんだよね、」

と、私は一人呟いた。そしてそっとスパーダの頭んなでた
うん、今度からスパーダともっと一緒にいよう



むちゃしないって、

その後また私も寝ちゃって、起きたらスパーダも起きてて、私に
「無理すんな」
て言ってきた。私が返事したら何故かスパーダの口角があがっていってた


ーーーーー

どうしてこうなった(^O^)/

111214


prev|next

[戻る]
第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -