3時のおやつ
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「りーおん。修行に付き合って」


なんかホールでそわそわしてて、暇そうだったから私は僧侶の修行をしようと思って声をかけてみた

リオンはなんだか機嫌悪そうに「なぜ僕なんだ」て言った

私が暇そうだからって言ったら頭をゴツンと彼の持っている剣、シャルティエの柄で叩いた

きっと今シャル君泣いてたんじゃないかな?
人格があったら、

私の頭石頭だから

「だって、僧侶って仲間が居てこそ僧侶じゃん?あと、殴らないでよ。ほら、可愛い頭にたんこぶできちゃったじゃん」

「僕に怪我しろって意味?後今何時だと思ってるんだ」

リオンはさっきできたたんこぶをぎゅーぎゅーと押した

「痛い痛い痛いよ!たんこぶ押さないでよ!今?今は2時だけど」

「たんこぶを戻してあげてるんだ」

「お?もしかしておやつ待ち?」

「そ、そんなわけない!」

そっぽを向いて少し照れてるリオン
さては図星だな

「じゃあ付き合ってくれるよね?リオン君?」

よっしゃー!今日は私の方が一枚上手だぁ!

「言っておくが1時間だけだからな」

「うん!ありがとう。早く終わらせておやつ食べに行こうね」

一歩歩いて私が振り向いて笑って見せたら

「言っておくが僕を死なせたらお前のデザートは貰うからな」

私にむかって毒をさしてきた
あ、そーいえば今日ってプリンだったよね。だからかな

「へーへー、大丈夫ですよー。私にはレイズデットがありますから〜」

「は、早くいくぞ」

「うん!」

スタスタと歩き始めたリオンに私は小走りで後を着いて行った


3

「早くおわるようにいーぱい怪我してね!」

「手加減はしない」

−−−



ただ、一緒に修行行かせたかっただけ




111115


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