オーラ測定中!
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※現パロですちゅーい





友達が、スマートフォンのアプリで面白いのがある。と言って、朝、来てすぐ私に見してくれた。

「おーらしんだん?」
私が聞くと、
「そーそー。だから写真とらしてー」
そう言ってカメラを私にむける
「どーぞ、可愛くとって。」
「可愛いかどうかはわからないけど。お、でたでた。ななしは…、赤と黄色だ」

そう言って彼女は画面を見せてくれた
その画面に写った私の周りにはぼおっとオレンジがでていた
彼女によるとどうやら私は楽天家で、人を楽しませる事が好きで、情熱的らしい
「これ、あたっとるん?」
「知らんよ。てか、黒がなかなかでないんよ!」
どうやら彼女曰く、黒は最悪らしい。でも、なかなかでないって言ってた。
なんじゃそりゃ。
それで彼女はみんなのオーラを撮ってるのかぁ…なるほど



そのあと、私達はいろんなポーズやらなんやらしてみたが、なかなか黒は出なかった
だが、これ、すんごく面白いってことが分かった


…あいつのオーラなんだろ?気になるなぁ。よし、後でメールしとこっかな。んで昼休みに屋上によぼっと!!
うん。一緒にお昼食べたいっていったら大丈夫でしょ


私はケータイをだして慣れた手つきでメールを打った。ついでにオーラ診断もダウンロードしといた


それから4時間なんとか寝ずに授業を受け、あっという間にお昼になった
私は、駆けあがるように屋上に向かう
そして、重たいドアを思いっきり開けた

「ジェーイ!」

私が彼に手を振りながら駆け寄ると、

「ああ、ななしさん。おもったよりも早かったですね」

と言ってきた

「ジェイはいつもにまして早いね」
って聞いたら、
屋上に近い教室なんですよ。って返ってきた


「じゃあ、ご飯たべよー!」

と言って、私は御弁当のふたをあけた。ジェイは今日はパンみたい
買う時間なかったのかな?


パンにかじりつくジェイは可愛かった。うん、
毎回おもうけど、そのサイドポニーテールはずして、私の制服と交換しようよ。そしたらいい感じになるよ?きっと…

あああ、もう、息子さんを私にください!

私は、片手をポケットにいれて、ケータイを探り、カメラ機能をだした。そして彼の隙を狙う

「ななしさん、そんなに見つめないでください。恥ずかしいです」

「ふえ、あ、ごめん、可愛かったから、つい…」

「僕は男ですよ」

「男でも可愛いもんは可愛いんだよぉぉぉぉおお!」


ジェイは少し照れてたけど、またパンにかじりついた

なんだよこいつ。本当に小動物かよ。可愛いすぎるだろ
私は抱きつきたい症候群に走りそうになったが、おさえてがまんがまん

よし、今だ!


と、心の中で叫んで、私はジェイの名前を呼んだ。


「なんですか?」


ーカシャッ


ケータイのカメラのシャッターボタンをすかさずおしてシャッターをきる

「な、なにしてるんですか!?」

「ジェイのオーラ診断しよーと思ってさ」

「最初っから言ってくださいよ」

「ごめんごめん」

ジェイがため息を吐いた
そっから診断ボタンを押して、診断開始!さあ、何色になるかなぁ〜っと


「お、でたでた」

「なんだったんですか?」

「なんだと思う?」

「知りませんよ」

「教えて欲しい?欲しい?」

「なんか条件出すつもりですね。でしたら遠慮します」

「げ、読まれてたとか」

私が苦笑いするとジェイはにこりとした

「ななしさんの事ですから、」

「およ?それは私の事を良く見てるってことかな?」

「それはどうでしょう」

そう言ってそっぽを向いたジェイ
羨ましいくらい色白な彼の顔が少し赤かった


これは、これは、…


オーラ測定中!


もしかして…


デレ期?!





「結局なにがだったんですか?」

「秘密っ!」



ーー−−−

別にツンツンしてなくないみたいな。

きっとみんなの前ではツ夢主に対してはンツン…お嬉しいな


ジェイぽく無いね


111115


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