Symphonic Lovers

世界観音楽の概念大陸について

とある時代、とある世界。
音楽という名の魔法と、人々が共存した時代―




本編

第一楽章 終わりの始まり
“自分のために奏で、人のために響かせる”。






Attention!

Symphonic Loversは異世界ファンタジーです。

この世界では音楽=魔法…となっていますが、線引きが曖昧なので物語と共に行き当たりばったりで進行していくと思います…。
このお話は、ダンテ・アリギエーリの「神曲」を下敷きにしている部分があります。(といっても、登場人物の名前や、一部の単語などのみです)

物語は基本的に健全思考で進めて行きたいと思っています。
少しでも楽しんでくださると嬉しいです。ここまで目を通してくださり、ありがとうございました。







主要登場人物

Symphonic Loversに登場するキャラクター一覧です。
とりあえず現在は、主人公二人を含め、これから登場するであろう重要な人物の簡単な説明文だけとなっています…。
これ以降の項目は、本編の進み具合で追加していく予定です。


「聴かせてやるよ…、俺の音楽を!」
ギルバート・ディル・オーデュボン
(Gilbert Dil Audubon)
主人公。ラルゴ領主の息子。15歳の少年。愛称はギル。
天才的な音楽の才能を持つが、不器用で素直になれない性格。上層階級同士の上辺だけの付き合いにうんざりしてしまい、他人に心を開くことが苦手になった。猫をかぶるのが上手い。ひょんなことからアリシアと行動を共にすることに。一人称は俺。


「私はずっと貴方の傍にいます。ね?だから頑張りましょ!」
アリシア・リプセット
(Alicia Lipset)
ヒロイン。各地を旅する剣士見習い。15歳の少女。
どんなことにも全力で取り組む真面目な性格。少々天然な部分も。師匠から受け継いだ「煉獄」という長刀と共に、世界を巡る旅をしている。自他共に認める音痴。ギルと行動を共にするうちに彼に恋心を抱く。一人称は私。


「自分の思うがままに奏でてごらん」
ヨハン・ブルクミュラー
(Johann Burgmuller)
シースケール教会の牧師様。23歳。元は神の盾の軍人。
ラルゴの街の外れにあるシースケール教会の牧師であり、ギルバートの憧れの人。穏和で優しい性格で、ラルゴの領民からの評判もいい。もとは演奏家であるギルバートに指揮者転向を進めた張本人。一人称は僕。


「ん〜…よくわっかんねぇや」
ダンテ・スパーダ
(Durante Spada)
王立魔法音楽院弦楽科三回生。15歳の少年。本名はドゥランテ。
独特の感性とマイペースな思考回路を持つ、顔色の悪い学生。ずれているように見えて実は良識人であり、友達思いな性格。霊感に優れ、様々なものを目視できる。アリシアに一目惚れしているが…。一人称は俺。


「あらあら、困ったものねぇ…」
ベアトリーチェ
(Beatrice)
ダンテの左目に寄生する亡霊。年齢不詳。愛称はビーチェ。
「物語の観客」を自称する。実体なきものではあるが、ダンテ以外にも姿を見せることが出来る。宿主によく似たつかみどころのない性格だが、人間よりも人間くさい面を持っている。一人称は私。


「あたしは人の役に立つ錬金術士になるんだ!もう決めた!」
シルエッタ・ミレーユ
(Silhouetta Mireille)
王立魔法音楽院管楽科三回生。15歳の少女。
男勝りな口調の勝気で明るい性格。非常にポジティブな思考をしており、座右の銘は「七転び八起き」。極めて人口の少ない職種、錬金術士を志しており、そのため両親と衝突している。一人称はあたし。


「あ、あんまり無茶するなよ?女の子なんだから…」
ヴァン・ウルス
(Van Wols)
獣人種と呼ばれる種族の少年。17歳。
面倒見がよくお人好しな性格。争いごとを好まない平和的な考えを持っている。幼少期に奴隷生活を経験しており人間を憎んでいたが、その時出会った少女によって考え方が変わった。一人称は俺。


「お兄ちゃんは…必ず生きているって、信じてる…から」
ブランシェ・ベルリオーズ
(Blanche Berlioz)
シースケール教会に勤めるエルフの少女。13歳。愛称はブラン。
大人しい性格で、喋ることがあまり得意ではない。たった一人の家族であった兄が行方不明になってからは一人暮らし。ヨハンに面倒を見てもらっており、そのお返しとして教会を手伝っている。一人称はわたし。


『ワたシのウタで、みんナがげんキになレバいいナ』
カンパネラ
(Campanella)
楽器職人ジョバンニ・コールサックに作られた蒸気鐘人形。
見た目は14歳ほど。精巧な見た目の人形で、歌で人を幸せにすることを存在する喜びとしている。ドルチェにて偏った音楽信仰の対象とされていたが、ダンテとシルエッタに救出され彼らに懐くようになる。一人称はワタシ。


「こんなの予想もしてなかった!母さんにどう説明しよう…!」
フレデリック・コールサック
(Frederic Coalsack)
楽器職人を志しているハーフエルフの少年。12歳。愛称はフレッド。
天真爛漫で生意気な部分が目立つ。楽器職人の第一人者であるジョバンニ・コールサックの子孫にあたり、実家からの指示で彼の作った楽器や蒸気鐘人形を探している。将来の夢は立派な楽器職人。一人称はボク。


「わたくしはあなたが羨ましくてしかたなくってよ、もう…」
エリーゼ・フォン・マルファッティ
(Elise Von Malfatti)
歌姫と謳われるほどの実力を持つ貴族の少女。16歳。
典型的なお嬢様気質で、世間知らずな面も目立つが根は優しい。歌に関しては蒸気鐘人形の地位をも揺るがすほどであり、ゆえに「歌姫」と呼ばれている。ギルバートの許婚であるが、純粋に彼に憧れている。一人称はわたくし。


『ヨハンさまのおとなりは、ピアノってきまってるのっ』
ピアノ
(Piano)
妖精種の女の子。年齢は人間換算で5〜6歳程度。
音色の森に住んでいる妖精のひとりであり、おしゃまで楽しいことが大好き。ヨハンのことをとても好いており「さま」づけで呼んでしまうほど。人やものに変なあだ名をつけるのが癖。一人称は自分の名前。


「ほら、泣かないで。泣いてる顔はみんなを不幸にしちゃうヨ」
ゴーシュ・ジェスター
(Gosh Jester)
アッラ・マルチャ・カーニバルのクラウン。16歳。
移動型演劇劇場アッラ・マルチャのスターにして看板クラウン。お気楽で愉快な言動が多く、人を愉しませることが好きだが、決して自分の本心はさらそうとしない。右目は過去に失明しており、現在は眼帯をしている。一人称は僕。


「弟子の不始末を儂にさせるのかい?」
お壱
(Oichi)
人ならざるものである放浪剣士。年齢不詳。
雅国で一般的に「鬼」と称される種族の女性。アリシアの育ての親であり剣術の師匠。彼女のことは本当の娘のように愛しているが、それを表には出さず厳しい存在として接している。一人称は儂。



※物語が進み次第、追加していきます。







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