01
任務だった。
怒号や金属のぶつかる音が鳴り止まない戦場。
決して油断していた訳でもない。
ただ、相手の方が強かっただけ。
刀が振り下ろされるのがスローモーションに見える。
あぁ、これまでか。
胸に焼ける様な痛みを感じ、私の意識は落ちていった。
(すまん、)
(小平太、みんな…)
next…
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