ひかけん



「うぅ…」

「なんや…寒くなってきたな」

「あかん、あかん、あかん…なんやねん
 この寒さ…死ぬ。謙也くん死ぬ」

「死ぬな」

「じゃ温めて」

「…」

「なんで黙るん」

「……えっいや…」

「顔真っ赤にして可愛えぇんですけど
 俺、早くしないと死んでまう。やから
 はよ温めて、謙也くん」

「…………えぇぇい!もう分ったちゅうねん!
 ……ホラっ!コレでえぇんやろ!?」


って謙也くんは俺に抱きつく



「…温か…」

「ほんま…冷たいな、なんで?」

「さぁ?」

「さぁ?って……って、ひっ!
 おい!中に手を入れるな!」

「えぇやないですかぁ別に」

「よくないよくないよくないよくないよくない!」

「…………ハィハィ」ッチ

「…今、舌打ちせんかった?」

「してません」

「嘘つけ!」

「してませんってば」

「………まぁえぇけど…」

「…っあ、謙也くん」

「ん?」

「上」

「上?」

「上見て」

「ん?……………あ!」

「もうこんな時期なんスねぇ」

「雪やぁぁ!」グイグイ

「えっ?ちょ」

「雪やでっ光!」

「子供か」

「うるさいなっ!えぇやんけ別に」シュン

「…………」






可愛えぇな、ほんま自分





「ハィハィっもう分りました
 すいませんでしたぁ」

「…」

「……あ、せや謙也くん」

「………なん」

(まだ拗ねてる…)

「クリスマス…空いてます?」

「……え」

「やっ一緒にどっか行こうかと思うてたんスけど
 予定あるんやったら別に…」

「行く!!!」

「…」

「行く行く!絶対に行く!」

(立ち直りはやいなぁ)

「そっスか…よかったです」

「んじゃぁどこ行く?」

「どこでもえぇっスよ」

「う-ん…………でも俺」

「?」

「光がおるんやったら…どこ…でも
 えぇ…よ…?」

「…っ!」キュンっ

「なんて…な…って光!?」


俺は謙也くんの手を引っ張り
早歩きで歩く


「謙也くんが悪いです」

「はぃ?」

「謙也くんが可愛えぇから悪いんです」

「え?ちょ…」

「今日、俺んち泊まっていってください」

「…!?」

「えぇスよね?」

「………………うん」









ちょっと早い
プレゼント…







―★


わっ下ネタじゃねぇか←
しかもタイトルの内容とか前半しかないし
後半とかまったく意味ないしっ

…んぅ…まぁいっか、いつもの事だし←コラ










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