ちとくら 謙也視点っ


※付き合ってません









「好いとうっ付き合って」

「やだ」



また始まった…



「なしてね?」

「好きやないから」

「別に隠さんでもよかよ?本当は俺の事
 好いとるっちゃろ?」

「自意識過剰」


そういって白石は千歳の頭を叩いた


「痛かぁ〜」

「やかましい」


千歳も諦めたらえぇのに
しつこく毎日毎日アタックしよる

白石も相当ウザがってる
顔見ればすぐ分るんやけどなぁ…


「どげんしたら付き合ってくれる?」

「…」


それは多分一生無理やない
かなぁ…千歳。
白石の顔見てみぃや…呆れとるで


「…う-ん…そうやなぁ」

「うん、うん」


あ、なんや…いうんや


「なんでも出来る?してくれる?」

「任せるばい!!」


そういったら白石はニヤっと
笑ってこういった






雨を避けきって帰れたら付き合うちゃる






え?え?えぇぇぇぇ!!



「―白石…それはなんでも無理やろ…」



今まで黙って見ていた俺は
我慢できずにいった



「…無理?せやったら俺に対する気持ちは
 所詮その程度やったって事やろ?できんかったら
 諦めるしかあらへんやん(ちゅうか諦めてくれ)」

「………さよか」



こいつムチャクチャや



「どや?できんやろ?できるわけあらへんやんな
 こんなん。さっもう諦めて…」

「やるばい!」

「…え?」

「やってみるばい」(^ω^*)ニコニコっ

「…………」


そういって千歳は部室から出ていった


「…なぁどないするん、あれ」

「……やっどうせできひんし…」

「でも分らんやん、あいつ才気があるし」

「…」

「自分がいった事に責任…持てや白石」

「もう最悪や…」













その翌日
2人は付き合う事になったとか…









認めてあげる

しゃ-ないからなっ!










(…………なん白石っ満更でもなさそうやん)
(どうせ照れ隠しやったんですよ)
(…せやな)笑





―★


…もうノ−コメントで←え










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