ﾆｵﾌﾞﾝ
柳谷さまへ
ﾆｵﾌﾞﾝの結婚ﾊﾟﾛっ
ﾌﾞﾝ太とは
中学3年から付き合い始めて
高校、大学と長く続いて
いつからか一緒に同棲を始めてはや4年
もうそろそろﾌﾞﾝ太と結婚したい
なんて婚姻届と指輪を持ってﾌﾟﾛﾎﾟ-ｽﾞしたのが
2年前…そして、
中学時代、ﾃﾆｽ部で共にやってきた
幸村たちも呼んで結婚式をしたのがちょうど1年前
振り返ればいろんな事が
あった…結婚してみると同棲とは違って
最初は戸惑ったけどそんな事も2人で乗り切った
この1年で喧嘩も、もちろんした。ﾌﾞﾝ太を泣かせた
事もあった。傷つけた事もある。だけどそんな俺を
ﾌﾞﾝ太はいつもいつも最後には笑って許してくれた
(本当に…ﾌﾞﾝ太には敵わんぜよ)
いろんな事を乗り越えて気づけばもう
結婚して1年になる
「ﾌﾞﾝちゃ-ん!!」
「わっなんだよ!ひっついてくんなっ」
「今日で結婚して1年なんよ?
そんな事いわんともっと優しくしんしゃい」
「なにいってんだよ
十分俺は優しいじゃね-か」
だから離れろ"とﾍﾞｼっと
頭を叩く、だけど俺は離れない
「痛いぜよ」
「しんね-よ。つか早く離れろ」
「やだぁ」
「ｶﾞｷか、お前は」
ﾌﾞﾝ太はハァっとため息を
つくと諦めたのかなにも抵抗
してこなくなった
「………のぉﾌﾞﾝ太」
「…なんだよ」
「俺と結婚してくれてありがと」
「…………どうしたんだよ」
「いや…別に。ただいいたくなっただけじゃ」
「……………つうか、それ俺の台詞」
「ん?」
顔が真っ赤になる
(可愛えぇのぉ〜)
「…俺だって…か、感謝してんだよ!」
「…ﾌﾞ、ﾌﾞﾝ太」
「喧嘩とか…いっぱいしたけど
雅治の事…す、好きだから今まで
大変だったけど…乗り越えてられた
って思ってるし……っだ、だから…」
「うん」
「…………結婚してくれてありがとう…」
「ﾌﾞﾝ太」
俺はﾌﾞﾝ太をギュっと
抱きしめた
「…ﾌﾞﾝ太、これからも
ずっと一緒やからね」
「うん」
「そんで、いつか」
「…」
「いつかﾌﾞﾝ太との子欲しい」
「…まさ」
「男の子でも女の子でもﾌﾞﾝ太との子
やったらどっちでもえぇよ?」
ってｸｽｸｽ笑ったら
ﾌﾞﾝ太が俺の服の裾をｷﾞｭっと握ってきた
「どしたんじゃ、ﾌﾞﾝ太」
「あ、のね…」
「うん」
「この間だ…ちょっと雅治が
仕事行ってるときに具合悪くなって
幸村くんに見てもらったんだ」
「…え」
具合が悪くなって…?
そんな事、一言も聞いていない
俺は焦ってしまった
「具合が悪くてって…
どないしたんじゃ?
―っまさか…なんかの病気…」
「ち、ちげぇ!そんなんじゃねぇ!!
落ち着けって!」
「あ、すまん…で?続きは?」
「―うん。それでね
幸村くんに見てもらったらね…
デキてるんじゃないかっていわれた」
「…デキてる?」
「うん…」
「………ま、さか…」
「そっ…赤ちゃん」
「…それ、ほんま?」
「まだ…分んねぇけど…
幸村くんがその可能性が高いって
一回産婦人科に行ってみなよっていわれて…」
「…それで行ったのか?」
「………まだ…雅治に報告して
から行こうかなって思って…」
ﾌﾞﾝ太はまた
顔を真っ赤にしていった
「…そか、ﾋﾞｯｸﾘした
病気やなくてよかった…」
ってホっとしていったら
ﾌﾞﾝ太がちょっと涙目になっていた
「ﾌﾞﾝ太?」
「もし…デキてたら…」
「うん」
「俺…雅治との子…産んでもいいのかな」
「…え?」
「産んでもいいのかな?
俺なんかが…雅治との子…産んでも
『ﾌﾞﾝ太』…っ」
「そんな事ないぜよ
俺はﾌﾞﾝ太に産んで欲しい
ﾌﾞﾝ太との子が欲しい…やから
そんな事いうんじゃなかよ」
って頭を撫でたら
溜まっていた涙をﾎﾞﾛﾎﾞﾛ流した
「うっ…お、れも…産み…たい
雅治との子…うみた…い…ひっぐ」
「よしよしっ」
そのあとずっとﾜﾝﾜﾝ泣いた
ﾌﾞﾝ太は泣き疲れて寝てしまった
「まったく…可愛い姫さんじゃのぉ…」
と寝ているﾌﾞﾝ太に
そっとほっぺにｷｽをした
後日、一緒に産婦人科にいって
見てもらったら、ちゃんとﾌﾞﾝ太のお腹の中には
新しい命が宿っていた
「…楽しみじゃの」
「うん！」
本当にﾌﾞﾝ太と結婚して
よかった…これからもずっと
ﾌﾞﾝ太と…このお腹の中の子と一緒におれますように
―★
柳谷さまへ
ﾆｵﾌﾞﾝの結婚ﾊﾟﾛ差し上げます！
光謙のﾘｸ貰ったので
お返しでﾆｵﾌﾞﾝあげちゃえ!
っていう迷惑な発想で
勝手に手が動きました←
どうもすみません…
ちなみに幸村は真田と結婚してる
っていう設定で子供もいます
ﾌﾞﾝ太は幸村になんでも相談するから
今回も幸村に頼んでちょっと見てもらったんですよ
そしてもしかしてデキてるんじゃないかっていう…ね
まぁ…どうでもいい設定なのですが
こんなのでよろしければ
是非とも貰ってやってください
でわっ(^p^)/
柳谷さまへ