ニオ赤



※保健室






「…赤也、起きんしゃい」

「……んん」

「もうそろそろ予鈴鳴るぜよ」

「…………ヤダ」

「嫌?」

「離れたくない」

「………可愛いこと
 いってくれるのぉ」


頭を撫でると
グラウンドから笑い声が聞こえた



「…誰じゃ、うるさい」

「…?」



窓から2人で除くと
真田が外でサッカ-をしているのが見えた



「…なんちゅう動きじゃ」

「気持ち悪いっスね、副部長」

「あ〜ブンちゃんがおる」

「柳生先輩もいるっスねぇ」

「……あ、そうか。今日は
 A組とB組の合同じゃった…体育」

「…………あれ?でもなんで
 部長までいるんスか??」

「気にしたらダメぜよ赤也」

「―っスね…って、あ!
 副部長こけた!ダサっ!!」

「テニス以外は本当にダメじゃのぉ
 真田は〜」




ゲラゲラ赤也と笑っていると
…真田と目が合った



「―っにお、う…先輩…
 あの…ちょっと…;」

「ちょっと…マズイのぉ…」









「コラ貴様らぁ!!なにをサボって
 おるかぁぁぁぁぁぁ!!!仁王!赤也ぁぁぁぁ!!!!!」










学校中に響きわたった






(こりゃ放課後、覚悟しとったほうがえぇのぉ…)
(う゛っ…行きたくねぇ…)









もちろんこのあと
罰を受けます^p^

なんか真田はテニス以外は
ダメだといい←
マットとか…バスケとか…(笑)









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