けんひか



※謙也2年、光1年






「よし、まず新入部員は
 球拾いからな。んでそれが終わったら
 ランニング…分った?」

「「ハィ」」

「んっえぇ返事
 それじゃ、球拾いよろしくな」



…この人
2年で部長やっとるやなんて
ほんまありえんわ

ちゅうか球拾いとかダルっ
やりたくないなぁ



なんてボ−っとしてたら
誰かに声をかけられた




「お〜い、そこの1年
 なにしとるん?ボ〜っとして」

「…すんません」

「―っあ、いや別にえぇねんけど」

「…ハィ?」


この人はなにをいうとるんやろうか
ちゅうか金パツって…


「俺もなぁ1年のときは球拾い
 嫌やってん。ダルゥ思うてな?ボ〜っと
 しとった!お前みたいにっ!いやぁ懐かしい!」

「…はぁ」


なんやねん、こいつ
なんでそんな笑顔で喋ってんねん


「もうはよう
 テニスがしたくてうずうずしとった」

「…」

「やからまぁ気持ちはわかんで
 って、あ。コレ白石には内緒な?」

「…はぁ」

「…………ちゅうかお前
 さっきからハィ"とはぁ"しか
 喋ってへんやんけ!」

「…そんな事ないっスわ」

「いや、そんな事あるやろ」

「今喋ったやないですか」

「…まぁそうなんやけど」




なんやねん、ほんま







「お〜いっ謙也ぁ!そんなとこで
 なにしてん!!レギュラ-の練習始めるでぇ!!」







「わっあかん、白石や!
 ………っあ…えっと名前なんやっけ?」

「…………財前光」

「そか、ほな光!
 また後でなぁ〜」

「……っ」



あかん
なんか心臓がバクバクいうてる


…なんで?















コレが俺のはつこいの相手
















だんだんと謙也のことが好きに
なっていくんですよ^p^











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